株式会社budori

【 事例内容 】
・お客さまへの提案を最適化、コスト削減を実現
・クイックガードとの連携で本来の業務に集中、業務効率化を推進

Webサイトやグラフィックのデザインやイベント企画、書籍の出版など、さまざまなモノやコトをデザインしてきた株式会社budoriは、生活と地球環境のバランスを保ち、互いが気持ちよく共生していけるよう、デザインを通して課題解決に取り組んでいる。

ここ数年は、デザインだけでなくシステム構築やサーバーの選定といったインフラ整備まで含めた依頼が増加。基本的なことは把握しているつもりでも、システムやサーバー、セキュリティ面の専任スタッフがいないため、提案する際に悩まされることが多かったという。

株式会社budoriのWebディレクターである納谷陽平氏は、Webサイト構築の際に生じる悩みに的確な答えを出すための手立てとして、仕事依頼サイト「Lancers」で外部パートナーを探した結果、クイックガードと出会った。

デザイン会社特有の悩み、サーバー専任のスタッフがいない

budoriとクイックガードのパートナーシップが築かれたきっかけは、budoriがお客さまからコーポレートサイトのサーバーを移行してほしいと依頼されたことだった。サーバーの移行は経験がなく、そのお客さまの諸事情も重なり、社内では対応しきれない。そこでサーバー移行をサポートしてくれる外部パートナーを「Lancers」で募集したところ、予想以上のエントリーがあった。

納谷氏「たくさんの提案の中で、信頼できそうな数社に絞り、最終的にクイックガードにお願いしました。こちらが聞きたいことに細かく答えていただいたし、見積もりもしっかりしていた。何度かメールをやり取りしていくうちに、任せても大丈夫だと感じました」

今までシステムを構築する際はシステム会社に依頼してきたが、サーバーに関しては実績のあるレンタルサーバーを使うことで対応してきた。小規模かつシンプルな構造のWebサイトであればそれでも問題ないが、アクセス数が増加した場合の対応といったトラフィックに関することや、SSL認証書の取得といったセキュリティ面の強化など、専門性が問われる内容は判断するのに毎回苦労した。

お客さまに選んでいただこうと何パターンもの見積もりを出したりもしたが、その中から選択できるほどサーバーに詳しいお客さまは少ない。さらに開設後に何かトラブルが発生すれば、使用しているサーバーのカスタマーサービスに連絡することになるが、そのやり取りに時間を費やし、業務が滞るというジレンマにも陥っていた。

クイックガードはサーバー周りのコンシェルジュ

サーバー移行は無事に終了した。
この経験を通して、自分たちに必要なのは、個々のお客さまに対してどのサーバーやプランが最適かという総合的な判断をしてくれる人。いってみればサーバーのコンシェルジュだと確信したbudoriは、クイックガードに業務サポートを依頼。サーバーの選定からお客さまに提出する見積もり作成支援、必要があればお客さまとの打ち合わせにも同行してもらっている。

特に最近はセキュリティ対策にシビアなお客さまが増えた。基本プランにオプションでさまざまな機能を追加すると、サーバー費用は割高になる。万全の体制を整えることは重要だがランニングコストが高くなれば、お客さまの負担は増える。しかしクイックガードに相談することで、お客さまの要望に沿った内容にカスタマイズすることができ、結果的にコスト削減につながった事例は多い。

例えば以前、電子公告を出したいとお客さまからご要望があった。電子公告が表示されている間は、サーバーが落ちてはいけないというルールがあるが、メンテナンス月だけサーバー台数を増やすことでランニングコストを抑えることを実現した。

納谷氏「こうした提案は私たちでは考えつかない。案件によって求められることはさまざまだからフォーマット化しにくい面がありますが、クイックガードは必要な部分だけ臨機応変に対応してくれるので本当に助かっています」

カスタマイズがデザインの幅を広げる

お客さまの課題を丁寧に聞き、深く理解したうえで提案することをモットーとしているbudoriの企業スタンスが、外部パートナーとのコミュニケーションを円滑にするだけでなく、相乗効果を生んでいるようだ。

納谷氏「私もお客さまに説明をするときに、専門用語を並べて説明するのではなく、本当に理解していただけるよう簡単な言葉で説明するようにしています。だから私もプロに聞くのは恥ずかしいと思えるくらいの基礎の基礎まで聞いています。丁寧に答えてもらうことで知識が増え、お客さまへの提案の幅も広がりました。コスト削減や、業務の効率化を図れたことはとても大きな変化ですが、一番の変化は自信をもってお客さまに説明できるようになったことです」

以前は、パッケージ化されたサービスを利用するほうが便利だし、低コストだと考えていたが、さまざまな知識を得ることで、自分たちで必要な機能を取捨選択しながらカスタマイズするほうが低コストだし、後から拡張することも自由だと理解できた。将来を見越してカスタマイズすることが、budoriの得意とするデザインの幅を広げることにもつながっている。

こう話を聞くと問題なく業務が進んでいるようだが、外部パートナーへの要望はないのだろうか。

納谷氏「いつも助けていただいているので要望はありませんが、あえて言うならば、特にシンプルで頻度の高い業務に関してはパッケージ化されたサービスや価格表があると嬉しいです。依頼できるかどうかわからない段階で、何度も見積もりをお願いするのは申し訳ない。おおよその価格が先にイメージできると、ご迷惑をかけなくて済むかと思ったりしています」

budoriらしいWebサービスを展開したい

株式会社budoriは2017年3月で創立10週年を迎える。従来のクライアントワークはそのままに、自社プロジェクトにも一層力を入れていくつもりだという。

納谷氏「例えば私が発案した『キネヅカ』は、シニア専用の求人情報を紹介したり、シニアの仕事づくりのお手伝いをしていくという新サービスです。これは自分の両親を見ていて思いついた企画。仕事は定年したけれどまだ働けるし、今までの経験をいかせる仕事があるんじゃないかなと思って。ただ、多くの求人情報が年齢制限を設けていないだけで、若い人も応募できる。シニアが採用されることはまだまだ少ないです。ならば自社サービスとして何かお手伝いできないかと考えました」

会社の地場となるサービスを持ちたいという思いだけでなく、「自分たちでサービスを展開することで、お客さまの気持ちも経験できる」と納谷氏。

クイックガードと出会いから3年。現在は、10周年に向けて準備が進むbudoriのコーポレートサイトのリニューアルを両社で進めている。クイックガードとの連携を深め、デザイン性の向上だけでなく、budoriらしい個性あるWebサービスにまで展開していくことが今後の目標だ。

株式会社budori
2007年設立。クライアントと一緒に考え、共につくることを大切にしながら、Webやグラフィックデザインを中心に、アートディレクション・企画・ブランディングなどを手掛ける。
【 株式会社budori 】
 http://www.budori.co.jp/